京都きもの市場様 <二子玉川>イベントレポート

日本最大級の着物ネット通販サイト「京都きもの市場」様のイベントに、代表の西川喜優先生が度々出演させていただいておりますが、今回は7月3日、4日『二子玉川ライズ』で開催されましたイベントの模様をお送りいたします。

猛暑の中でしたが、会場内は「京都きもの市場」様の素敵なお着物が多数展示販売され、またお着物で来場されている方も多く、大変賑わっていらっしゃいました。

その一角にて、日本舞踊の披露と、トークショーが行われました。
また今回は初の試みとして、日本舞踊の小道具を使って、喜優先生にポージングをレクチャーしていただき、プロのカメラマンさんに写真撮影をしていただける『着姿撮影会』が行われました。

日本舞踊披露&トークショー

【大和楽 羽衣三番叟(やまとがく はごろもさんばそう)】

鈴が置かれた三宝を持って厳かに登場。
曲に合わせ「鶴」をイメージして白っぽい絽のお着物、帯締めは鶴の頭から赤の線が入ったもの。

時にくるくると回ったり、まさに羽衣をまとった天女が舞い降りたようで、優雅でおめでたい雰囲気が溢れていました。

踊りの後、お客様の座席に歌詞を置かせていただきましたので、歌詞と振付について解説がされました。

大和楽は、邦楽の中でも昭和初期に誕生した、比較的新しいジャンルです。
「三番叟(さんばそう)」とは、そもそも神様への儀式を表すものと言われており、歌舞伎でも幕開けの祝儀に舞う舞と言われます。

今回の「羽衣三番叟」は歌詞の中に、鶴、天女、喜びの舞、天下泰平、など出てくるので、とても縁起の良い曲となっています。
ただ、振付がなかったので、今回用に喜優先生が振付をされたそうです。

鈴を振る振りがありますが、鈴の音色に意味があり、神様へのご挨拶、不浄なものをお祓いして、福を呼ぶ意味があります。

「今回のイベントの御成功、そして皆さまの御健康、御幸せを願い、そして日本中、世界中がどうか平和であるように祈りをこめました」

他に、質問コーナーもあり、踊る時の手や足の使い方、蝶々の舞い方、その日に着る着物の選び方、足袋はどのようなものを履いていらっしゃいますか?など、活発にご質問いただきました。
(門下生としても改めて勉強になりました!)

最後に、喜優先生と一緒に皆さんも小道具をお持ちになって、記念撮影をいたしました。
ご覧になったお客様に感想を伺ったところ、
「日本舞踊をこんなに間近で見るのも、また小道具を持つことも、なかなかない機会なので、とても楽しかったです」
「鈴の音で自分も浄化され、良いことが起こりそうという気分になりました」とおっしゃってくださいました。

着姿撮影会

日本舞踊の小道具をお選びいただき、喜優先生によるポージングレクチャーをお一人ずつ行いました。

皆さま、お着物を綺麗にお召しになっており、とても様になっていて素敵でした!
その日のうちに写真がプリントアウトされてお持ち帰りできるので、とても良い記念になると思います。

今回大変好評でしたので、また次回開催されましたら、皆さまもぜひご参加いただければと思います。

今回も、京都きもの市場の皆さま、お越しいただきました皆さま、ありがとうございました。

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